早いことに2020年も終盤。なんやかんや社会人になって初めての冬を迎えるというなんとも不思議な感覚。

今年3月に一時的に沖縄に入るものの、コロナの影響により本拠地のバンコクがロックダウン。それもタイミングよく出国直前に緊急発表、発表2日後より非常事態宣言開始に。飛行機に案内されるギリギリまで後戻りしようか悩みました。本来沖縄には5日程度の滞在予定でしたが、未だ復路とはならず今に至ります。

そこから急ピッチで沖縄での起業から事業計画、全てが一気に進みました。正直その当時は『やっていれば後からなんとかなる。』の気持ち一つだけで始めたのがずいぶんと遠い昔のよう。おかげさまで土台づくりに時間を注げた気がします。

周りからは「こんなコロナで大変な時に本当に大丈夫?」そんな言葉を浴びせられていたのもまた懐かしい。そこから周りはほとんど見えず、今日までずっと突っ走ってやってきて、早いもので9ヶ月経ちました。バンコクに置いてけぼりにしてしまったスタッフたちには、大変申し訳ない気持ちは今も変わらずありますが。

毎日ああでもないこうでもないと言いながら遠隔でコミュニケーションを取るのも新鮮ですし、逆に一人一人がきちんと責任感を持って仕事をしているな。というのも感じることができ、売上げはネガティブなものの組織としてはある意味ポジティブになっているのは間違いないと感じる今日この頃です。

忘年会シーズンともあり改めて今年を振り返ってみると、一文でいうならばまさに

禍福は糾える縄の如し

です。

負をいいように転換しチャンスに捉える。まさに「起業」の言葉の意味にもあるように、「何があっても起き上がって立ち向かっていける業がどこまであるのか。」こういう時だからこそ、真に現状を受け止め立ち上がる時なんだと。なんだか試されている気がするのもいうまでもありません。

普段突っ走っている分、一度冷静に立ち止まり過去から今日までの軌跡を振り返り、新たなる出発に向けて未来を考える。ですので僕からすれば、仕事納めのこのシーズンイベントは忘年会ではなく「望年会」。

弊社は本日を持って2020年度の仕事納めとなりますので、昨日はメンバーを連れてランチへ。Linksとして初めての望年会はコロナ禍により中止にしたので、このランチが望年会。

かしこまった感じではなく少しラフにリフレッシュを兼ねながらと、港川外人住宅街へ。たしか昨年は無料で駐車できたはずが、パーキングはほぼ有料化となってしまっているのもプチドッキリのような感じでしたが笑

そしてお邪魔させていただいたレストランは、こちら「Cafe Restaurant La Vita

お店の外観のテイストは、まさに古民家。エリアがら元々米軍が住んでいた街ともあり、物件は箱型平家のコンクリート造。約50年前に日本に返還された時期から考えても、築50年越えの物件です。ホント長持ちで立派にできていますよね。でも最近ではこのように歴史を残しつつリフォームをしている物件の方が洒落ていて、若者には人気だったりもします。

店内はこんな感じ。奥にも部屋がいくつかあり元々は2〜3LDK程の間取りで25席前後ある感じです。

僕らはピザとパスタのランチセットを堪能。

前菜。

スープ。

マルゲリータ。

パスタ。

セットのコーヒーもついていたので、締めに堪能。

2020年は市場からヒントをたくさん得ることができたので、2021年早々からこれらの課題解決に向けて邁進していくのみです。そして今年は色々とありひっそりと過ごしていたこともあり、僕が日本にいること事態にびっくりされることも多かったのですが、来年からは徐々にフェードインしていきたいと思います。

今年も関わっていただいたすべての方々には感謝の気持ちでいっぱいです。また来年もどうぞご指導ご鞭撻を賜りますようお願い申し上げます。

Links株式会社
佐渡山 貴大