7月末。突然ですが、黒木は会社を辞めることになりました。

先月、先輩から社員紹介の記事を書いてもらったばかりですが、こんどは自分で「辞めます」という内容の記事を書いています。

私の退職理由から、次にLinksに入る人の「この会社を選ぶ理由・選ばない理由」の参考にしていただけるのであれば嬉しいです。

退職理由①なりたい自分になれない

キラキラのフィルムの画像

Linksに入社する前には、「ライターとしてライティングがしたい」という気持ちが大きかったです。入ってからは、エンジニア、ライター、デザイナーの方々のお仕事を目にする機会が増えました。

ライティングをはじめ業務をおこなうにつれて、「ウェブ系って奥が深い」と知りました。そこからウェブデザインについて学びたいという思いが強くなり、社長と面談でお話をしました。

「うちにはデザインを学べる環境はまだない。ほかの会社で学んでみるのもアリ。」というように、ジョブホッピングに賛成の意見でした。それからは転職サイトを漁る日々が始まりました。

退職理由②挑戦しすぎ

星のイルミネーションの画像

社長は「すべての人々に価値ある選択肢を」という会社のビジョンに向かうため、さまざまな事業に挑戦しがちです。

一見、「ベンチャーだから、いろいろことに挑戦するのは良いことではないか」と思われるかもしれません。しかし、何もまとまっていないうちに、あれや「これもやろう、あれもやろう」と聞かされてみてください。何も現実味がなくイメージも湧いてないままで、物事が進んでしまいます。

そうならないために、ビジョンを現実のものにできるスキルを身につけたいと思いました。スキルを身につけたあと、自分に何ができるようになっているかが楽しみです。今の私には、Linksは早すぎたのかもしれません。

退職理由③備品を買わない

カメラとMacBookの写真

最初に断りを入れますが、ケチな会社ではありません。

勉強のために欲しい本はAmazonのほしい物リストに入れておけば購入してもらえるし、ウォーターサーバーの水をたくさん消費すれば即補充してもらえます。
利用したコワーキングスペースの料金も会社が出してくれます。正直、ありがたいことがたくさんです。

Linksにいる間にカメラの勉強もしたかったのですが、私が入った頃に既存のカメラを売ったそうです。別のカメラを買うつもりだったそうですが、「先輩がカメラを持っているから事業部のカメラは今は必要ない」との見解でした。

先輩の私物を借りるわけにもいかないので、カメラの練習はできずじまいでした。

カメラが購入されるまで待つのではなく、「カメラを使いたいんです!!」という気持ちを、必要性と共に強く伝えられれば良かっただけのことなんですよね。

伝えたいことややってみたいことを言葉にできる人にはぜひしっかりと思いを述べて、のびのびとお仕事をしていただきたいです。頭ごなしに否定をするような人は1人もいませんし、しっかりと聞いてもらえますよ。

退職理由④赤字の話をされる

赤のスパンコールの画像

隠さずに言えば、イエキメルサービスは赤字です。

理由は置いておくとして、赤字赤字と言われて気落ちするタイプの私には合わなかったというだけです。

「イエキメルはプラットフォーム事業なので、発足して2年足らずで売上がバンバン出るようなものではなくて、軌道に乗るまで最低5年は見ている。」これはよく社長がおっしゃっていることです。

プラットフォームの成長やコンテンツを増やすことは、コツコツとじっくりと取り組むことが必要となります。

「赤字なんて、私が(俺が)すぐに売上立てて解消してやる!!」と言うようなやる気に満ち満ちた人、むしろやる気が出るタイプの人には最適な場所だと思います。

やる気を継続していられる方を大募集。

会社について

会社の入り口のロゴの写真

社長の佐渡山さんも執行役員の西里さんも忙しくしていて、あまりオフィスにいる時間はありませんが、常にチャットで連絡ができるのでやりとりはスムーズにできます。ミーティングは対面でおこなうことにこだわるので、チャットでは言いづらいことも言葉で伝えられます。

Linksの社内は雰囲気も明るいし、気さくな人ばかりで楽しく快適に過ごせるのが魅力です。

会社の社長や執行役員、先輩とこんなにカジュアルにラフに話せる環境は、とてもフラットで楽な気持ちでいられます。「人間関係が苦手」という方にも、間違いなくおすすめしたい職場です。(決して人間関係が問題で辞めるわけではないので、誤解のないようお願いいたします!)

1度Linksのオフィスに行けば、会社の雰囲気や社員の人柄なども見えると思います。
気になる方はぜひ会社見学に行ってみてくださいね。

会社を辞めるご挨拶をするまでの経緯

退職の意思を社長に伝えると、「それコンテンツにしようよ!」とのことだったので、書かせていただきました。

正直、「会社を辞める辞める人間がその理由をコンテンツとして発信するなんてあり得ないのでは・・・」と思ってしまいますよね。

お気づきいただけたかもしれませんが、こういうことも平気で書かせて発信するあたりが佐渡山社長です。

あとがき

白いキラキラの風景の画像

3ヶ月という短い期間、しかも試用期間だけしか在籍しなかった私にも
「他の会社に行ってもスキルアップしたあとは、どんな形でも一緒に仕事ができるようになるといいな。頑張れよ。」
とエールを送ってくれる社長がいる会社って素敵だなと思います。

会社を辞めることはマイナスな暗いイメージしかなかったので、転職を応援してもらえるとは思いもしませんでした。

最後になりますが、Linksにはやりたいことができる、成長できる環境があります。

3ヶ月だけですが、成長させていただき、経験を積ませていただきました。これから、レベルアップした姿をお見せできるよう励んで参ります。
本当にありがとうございました。

社長と黒木の写真