初めまして。Links株式会社のCEOを努めます佐渡山です。

実は沖縄での社会人経験はゼロ。日本どころか海外での社会人経験が約6年と20代のほとんどは海外で過ごしています。それがなぜ今、沖縄に出戻りすることになったのか。前置きが長くなりそうなので、この事についてはまた改めてお話ししたいと思います。

2020年10月1日、Links株式会社の新オフィスが誕生。と同時に新メンバーが2人加わりました。まだ何も実績もない会社についてきてくれると決心してくれた分、僕自身も常にパワーアップしワクワクするような世界観を創出していかねばと身が引き締まる思いでいっぱいです。

オフィスとしては作っていないオフィス

Links設立は2020年4月3日、世の中は新型コロナの影響で全世界の経済が狂うという恐ろしい事態になりました。そんな中思い切って舵をきったあれから約半年。むしろコロナがきっかけで決心できたという方が僕にとっては正しい決断だったのかもしれません。ですので私の中ではLinks発足は『コロナ元年』として捉えております。それはあくまでも『withコロナ』とどう向き合っていくのかという見過ごしていられない課題解決をしていきたいという意味が込められております。

新オフィスを内見したいと知人が足を運んできてくれる度に言われる一発目は「カフェみたい」

そうなんです。

先ほどのお話に戻るのですが「withコロナ」になり、名だたる大手企業でさえオフィスを不必要とし減床化へ進むと同時にテレワークが推奨される時代になってきました。ただ法人が存在する以上オフィスは物理的には消滅できるものではなく、単にオフィスの在り方が変化し、それと同時に働き方が変わってきているものだと思います。

コロナ禍で先読みができず曖昧な時代を生きる僕たちにとって、”正解”が誰にでも分からない、教えることができない時代になりました。未来を予測しづらくなった今だからこそ、既存の概念を全く真新しい発想に変換して出発していかなければならない時期がまさに到来したものだと思います。

だからこそ常に確実な情報収集をし、変化を把握したら固定観念を挟まずに受け入れていく。それと同時に情報を見極める力も養っていく必要もあります。この場所はLinksメンバーとして僕らにしかない僕らにとって確実な情報を共有する唯一の空間。

『オフィスに仕事をしに行く』という概念を取っ払い『カフェに仕事をしに行く』そんな気軽なスタンスで、「自らの意思で自然と行きつける空間」として内装デザインしてみました。

ニューノーマルを創り出す

僕たちも新たな一歩のスタート。コロナ禍になりウズウズしている暇もなく、その社会環境の中には


「変動性=Volatility」・・・ITの進歩により顧客ニーズの変動が顕著、新しいビジネスモデルも環境の変動で一瞬で衰退する変動性
「不確実性=Uncertainty」・・・終身雇用制度の終焉や復業解禁、売上計画など見通しを立てるのが難しい不確実性
「複雑性=Complexity」・・・個人の発信力が高くなり、個人が組織との接点を持つことでビジネスが生まれるというよりビジネスの複雑性
「曖昧性=Ambiguity」・・・前例のない出来事が増え、過去の実績や成功例に基づいた方法が通用しない曖昧性


というこれまではあまり直面することがなかったVUCAの時代に突入しました。日本はコロナ禍となったことでさらにVUCAの受け入れを真に捉えなければ継続はかなり難しい状況となりますが、これらは特に海外で仕事をしていた方であれば受け入れやすい事実ではないかと思います。

ニューノーマル。最近よく見かける「無制限リモートワーク」や「ワーケーション」。これらはまさにニューノーマルとして社会の変化に応じて当たり前としていく概念。僕がグローバル組織を目指す理由は「どこでも好きな場所で好きな時間に働けるように」。自分自身が好きだと絶対的にいえる環境であれば、抜群の成果が出るものだと信じているからです。正解が分からない未来を生きる新米ベンチャー企業だからこそ、なんの障壁もないからこそ目指していけるのかなとも思います。

これがニューノーマルなんだと。

これ以上お話しすると終わりが見えないので、続きはまたどこかで。

弊社では、沖縄では珍しいフレックスタイム制度の導入を試験的に行い、いかにストレス負荷なく生産性をあげることができるのか。同じ道を歩んでいくパートナーたちとワクワクするための施策であればなんでも挑戦してみようと思っています。

今日から始まった本ブログ『LINKS MAG.』は、沖縄の若手ベンチャーのグローバル組織創りの奮闘記として綴っていきます。僕たちの新たな挑戦の開幕です。今後ともどうぞよろしくお願いいたします。

Links株式会社
佐渡山 貴大