はじめに
「すべての人々に価値ある選択肢を!」を最重要ミッションとして走り続け、気付けば3年目に突入したLinks(リンクス)。4月からコンテンツ事業部が発足し、新メンバーも迎えるなど、新たに生まれ変わりました。
当シリーズでは会社設立の背景、今後のビジョンや意気込みなどについて、代表の佐渡山貴大に話を聞き、インタビュー形式でお届けします。
新型コロナウイルスの影響もあり、会社設立が早まったと聞きました。詳しく教えてください。
タイのバンコクで仕事をしながら、いつかは地元である沖縄で仕事をしようと思っていました。新会社設立の下見で戻っている時に、タイがコロナの影響でロックダウンしてしまったんです。しかも、ちょうど出国し終え、飛行機に乗るタイミングでそれらが発表されました。 それが一番の理由です。
コロナの逆風を追い風に変えたのですね。そもそも、なぜ沖縄で会社を立ち上げようと思ったんですか?
きっかけは、高校と大学が一緒の友人である現執行役員の西里です。当時彼はタカラスタンダードで働いており、リフォームを検討している人が「施工会社の情報が閉鎖的で少なく、料金の比較ができない。」と悩んでいる声が多いと言うことを聞いていました。それから彼と一緒に「県内のリフォームをはじめとする不動産に関する情報や、人々が集まる場所」を作りたいと思うようになりました。
県内の施工会社や業者を紹介し、人々に「住まいの選択肢を与える」。業者が盛り上がれば顧客が盛り上がる。それがプラットフォーム「イエキメル」の考え方なんです。
イエキメル:「ライフスタイルの創造から人生に変化を与える」をミッションに、県内のマイホーム所有者をはじめこれからマイホームを購入する潜在層に対し、住に関する情報発信や県内の施工会社選びを支援する。
プラットフォームだったのですね。「Links」という会社名の由来も教えてください。
例えば「イエキメル」があれば施工会社や業者と人々がリンクする。人と人が繋がる、様々な業界と多様な形で繋がっていく、そんな会社を目指したいと思い、この名前にしました。
沖縄が秘めているリフォームの可能性について教えてください。
沖縄はリフォーム・リノベーションにおいては、僕らでもまだもまだやれることはたくさんあると思っています。業界がら、どうしても若年層がとても少なく、かつ何十年と変わらないサービスのままで現状にあると考えています。集客の面では、県内の方々は大手のポータルサイトをあまり使わないですし。これらは全国版ということもあり、島国である沖縄はどうしても認知度が低い。
沖縄が海に囲まれているのも情報が取りづらい要因の一つだと思いますね。なので沖縄県に特化したサイトが強いと考えています。大手のサイトは価格が本土の基準だったりします。東京は沖縄の10倍のマーケット。売上に対して、平均5%前後広告費に使う企業が多いのですが、紹介ベースで集客が成り立つ企業が多い沖縄では、広告費を確保しているケースも少なくなく、プラットフォームの良さを伝えるのはもちろん、広告やマーケティングにおいてのそもそも論からきちんと納得してもらえなければなりません。沖縄県に特化したサイトはほとんどなく、チャンスだと思いました。それに加えて、我々はオフラインとオンラインを融合することが我々のやるべき事でもあるので、半年ほど前にリフォーム事業もはじめました。
改めて、イエキメルの魅力を教えてください。
最後に
「私たちはエンドユーザー(消費者)側、企業側のどちらの目線にも立ち続けなければならない」。佐渡山代表がイエキメルのあり方を話す時は、そう何度も強調します。
人々に「暮らしの選択肢」を多く与えるため、スタートアップ企業として奔走するLinks。
マイホームを検討している方もそうでない方も、「イエキメル」を一度のぞいてみませんか?
見える世界がちょっとだけ変わるかもしれません。
執筆:喜屋武研伍(コンテンツ事業部)